非常事態宣言が日本全土で解除され、
梅雨入りのニュースが気になるこの頃ですが、
いかがお過ごしでしょうか? カベミミデザインズ庄司です。
弊スタジオが参加しております3D PRINT FACE SHIELD projectですが、
5/29に協力者全体のzoomミーティングが開催され、
ひとまず第一波収束としての総評と今後の活動について情報共有がされました。
全国の賛同者が寝る間を惜しんで3Dプリンターでフレーム作成を行ったおかげで、
多数の医療機関へ、迅速にフェイスシールドを届ける事ができました。
また、クラウドファンディングを通じて皆様から寄付いただいた支援金を基に
量産プロジェクトが無事開始され、
5/13から金型を用いた量産品が全国へ届けられています。
ですが、このプロジェクトはここで終わりではありません。
大きな医療機関や団体には、じきに量産品が届く事と思います。
しかし、小さな医院様や個人商店、また少人数の団体の手元へ届くのは
いつになるでしょうか?
また、第二波がいつ襲ってくるかもわかりません。
そのような、量産品だけではカバーしきれない小さな草の根活動を支える為に、
3Dプリンター製のフレームも継続して作成すべきと協力者である我々は考えています。
フェイスシールドが必要な方には継続してお送りいたしますので
お困りの方はご連絡ください。
そして、SNSや口コミ、他メディア等で宣伝や拡散をしてくださいました皆様。
ご協力ありがとうございました。
お忙しい中、わざわざご対応いただきました事、心より感謝申し上げます。
カベミミデザインズでは、どこの医療施設や団体に、何本寄付しました。
というような結果報告の羅列はあえてしません。
必要なところに必要なだけ届き、安心して業務に従事していただければ
それだけで良いと考えています。
この活動は承認欲求や自己顕示欲、メディアへの露出の為の不幸に乗じた宣伝ツールでは
断じてありません。
この禍中、プロジェクトに参加し色々な経験と共に、
見たくない側面も色々見えたのは事実ですが、素直な気持ちで応援し、
賛同してくださった方々にお礼申しあげます。
ありがとうございました。
そして、今後とも、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
2020/06/01 カベミミデザインズ代表 庄司めあり